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社員からのメッセージ

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

自分の仕事が巨大プロジェクトを動かす必要不可欠な一片である。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子
探鉱部 地質室所属

経歴

大学・大学院で地質学を専攻し、フィールドワークを基礎とした堆積学の研究を行っていました。2010年に石油業界で働き始め、2014年にキャリア採用で伊藤忠石油開発株式会社に入社しました。

入社後は東京本社に勤務し、主に北海の探鉱プロジェクトに従事。2017年8月から2018年3月まで約7ヶ月間、オマーンの国営石油会社に研修出向しました。2018年4月からは東京での勤務を再開し、ロシアのプロジェクトを担当しています。

やりがい、魅力

石油開発はとてもスケールの大きい仕事です。探鉱から開発・廃坑までかかる時間は数十年、必要な費用も巨額になり、開発時には時に数千億円規模になることもあります。石油開発の仕事には、探鉱・掘削・生産・施設等様々な分野があり、さらにその中により細分化された分野の技術者が存在します。石油開発はそれぞれの分野のプロフェッショナルが結集し、歯車のようにうまくかみ合って成立するものです。実際の日々の業務は決して派手なものではなく、地道な作業も多いのですが、自分の仕事が巨大プロジェクトを動かす必要不可欠な一端を担っていることにやりがいを感じます。

現在、私はロシアで開発中の油ガス田のプロジェクト管理を担当しています。このプロジェクトは、生産中の油田とともに、まだ開発初期の油田を含んでいるため、新たな生産施設を建設する際の巨額の投資が必要です。こうした場合、まず初めに地質・物探分野の担当者が油田の埋蔵量を計算し、次に掘削や生産分野担当者がどこをどのように掘って生産すれば効率良く石油を採れるかを計算します。そして、その採れる石油の量によって施設のデザインが検討されます。さらに施設建設に必要な費用も算出され、最終的に投資すべきかどうかが決められます。
またプロジェクトのオペレーター会社が評価した埋蔵量の妥当性を確認する仕事も重要で、地質・物探担当者が確認、評価した埋蔵量が、その後の事業の決定に影響することに大きな責任を感じます。今後、より説得力のある評価ができるように、私自身もっと勉強を重ね、技術者として成長していきたいと思っています。

当社の特徴

当社は、伊藤忠グループが保有する油ガス田の管理や、新規油ガス田への参入に関わる技術評価を担う会社です。当社の特徴は、各国のカントリーリスク・税金制度の把握や投資効率の予測、資金調達力など、商社が持つ商務面での強み、そして世界中に広がるネットワークを活かしてビジネスが展開されることです。私が経験したオマーン国営石油会社への出向研修も、私で当社から8人目の研修生でしたが、始まりは商社のネットワークにより実現した経緯があります。

プロジェクトにおいては、親会社の石油ガス開発部の担当チーム(商務チーム)と連携して仕事を行い、商務チームに技術に関する説明を行うことも多く、専門家としての技術力だけではなく、プレゼンテーション力なども問われ責任を感じますが、技術者の存在意義が際立つ局面でもあります。

また、弊社は技術者23名体制の決して大きくはない会社ですが、その分良い意味で社員同士の距離が近いです。仕事も協力して取り組み、就業後に上司や先輩後輩と飲みに行くことも多く、風通しの良い自由な社風です。

オマーン研修中の生活

2017年8月から2018年3月まで約7ヶ月間、オマーンの国営石油会社OOCEP(Oman Oil Company Exploration & Production)という会社に研修出向し、探鉱プロジェクトの評価の一部を担当するとともに、掘削現場見学も行いました。海外のオペレーター会社で、日本人1人という環境で業務経験を積むことが出来たのは非常に有意義であっただけでなく、オマーンの方々との交流を深められたことも大きな財産になりました。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

首都マスカット

オマーンは日本ではあまりなじみのない国で、中東・イスラム圏の危険なイメージがあるかもしれませんが、生活してみるとゆったりと時間が流れており、とても穏やかで治安も良い国です。

以下に、写真を交えて現地での生活をご紹介します。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

Officeにて

私が所属していた探鉱チームは上司とシニアのスタッフ4名、若手が3名の体制でした。若手同士はとても仲がよく、仕事の合間の雑談に花が咲くこともしばしば。

休日には海辺でチームビルディングと呼ばれる催しが開催され、探鉱チームを含む技術部全体で親睦を深めました。また就業後マスカット郊外の山へ小登山をするなど、社内でのイベントも沢山あります。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

チームビルディングの様子

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

登山イベント

私は研修期間中に2度の掘削現場見学の機会がありました。掘削現場を訪れるためには安全対策のための講習を受け、専用の作業服を着用します。現場は砂漠の中にあり、山のような大きな砂丘に囲まれていました。石油ガスの井戸はリグと呼ばれる設備を使用して掘削され、通常交替勤務制で24時間稼動しています。 現場では掘削状況を間近で体験でき、いままで知識でしかなかった掘削オペレーションの流れなど理解が深まり、とてもよい経験となりました。

OOCEPの同僚には生活面での情報を教えてもらったり、食事に出かけたり、異文化を体験する事ができました。またオマーン在住の日本人交流もさかんで、小旅行に連れて行ってもらったりもしました。
オマーンは、3000m級の山々、海、川、砂漠、美しい自然の宝庫です。夏は暑さの厳しいオマーンですが、私の滞在中は冬期に当たり、日本の秋のような過ごしやすい気候でした。 日本にはない自然の中で、とてもリフレッシュできました。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

掘削現場にて

入社希望者へのメッセージ

ご存知のとおり日本はエネルギーのほとんどを海外から輸入しています。当然、石油開発の仕事も海外の石油会社と行うことが多いです。東京での業務だけではなく、海外の石油会社と会議の場でプレゼンや議論を行うこともあり、グローバルな仕事に挑戦したい方に石油業界は向いていると思います。

入社後は、大学での専攻分野の知識をベースに、新たに石油開発技術に関して自分の専攻以外の分野の知識も学びながら、経験を積んでいくことになります。まずは石油業界全体の新人技術研修に参加して、基礎から石油開発について学ぶことができます。また当社では少人数体制を活かして上司や先輩などがしっかりとサポートしますので、着実に仕事を覚えていくことができます。

当社は英語(語学)研修制度も整っており、学生時代には海外経験はほとんど無かったという社員も、海外駐在等、第一線で活躍しています。

ダイナミックな石油開発の世界で技術者として働いてみたい方、まずはぜひ当社にご連絡下さい。お待ちしております。

探鉱部 地質室  石川 夕夏子 2019年1月

オマーン研修中のある日のスケジュール

AM 8:00 出社、メールチェック
出社したらまずメールをチェックします。また、一日の会議予定や、やる事などのスケジュールを確認します。オマーンはアラビア語圏ですが社内には外国人従業員もおり、メールも完全に英語を使用していました。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

AM 9:00 担当案件評価
担当していた鉱区の地震探査データ解釈を実施。専用の評価ソフトウェアを使用して作業を実施します。作業は基本的には一人で行いますが、時折上司や所属チームのメンバーと議論しながら進めます。

AM 11:00~12:00 Lunch
会社の会議室で昼食。OOCEPでは社員に無償で昼食が提供されていたので、それを同僚と一緒に食べます。中東&インド系料理のケータリングでメニューも毎日変わりとても美味しいランチです。

2014年キャリア採用 石川 夕夏子 2019年1月

AM 12:00 ミーティング
週に一度の部単位でのミーティングに出席。掘削中の坑井の作業進捗や油ガス生産量が報告され、操業トラブルがあればその内容が共有されます。(オマーン人同士の会話が込み入ってくるとアラビア語になることも・・・)。

PM 13:00 業務再開
引き続き担当鉱区の地震探査データ解釈作業を実施。
また、掘削現場は常に動いているため、掘削状況等の把握に先のミーティングで聞いた情報より詳しい状況が必要な時は、他チームの担当者の所に聞きに行ったりしました。

PM 18:00 業務終了
18時ごろ退社します。忙しいときはもう少し残業することも。OOCEPはフレックスタイム制で決まった終業時刻はありませんでしたが、多くのオマーン人従業員は16時から17時ごろまでには退社していました。

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