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社員からのメッセージ

2013年新卒採用 日隈 知文 生産開発部 油層・生産室所属

技術的視点から行うプロジェクト価値の評価が、数百億円規模の投資リスクを見極め、
チャンスを捉えることに直結します。

2013年新卒採用 日隈 知文
INK-Zapad社出向

経歴

大学・大学院では資源工学を専攻。2013年4月に入社後、約6か月間の国内研修および約1年間のオマーンでの海外研修を経て、東京本社にて新規プロジェクト評価やアゼルバイジャンおよびロシアの既存プロジェクト管理を担当。2018年11月より、ロシアの独立系石油会社であるIrkutsk Oil Company(以下INK社)と、伊藤忠商事を含む日本勢を株主とする日本南サハ石油株式会社により設立された、INK-Zapad社に出向。油層エンジニアとしてロシアのイルクーツクに駐在中。

現在の仕事内容

私は2018年11月よりINK-Zapad社に出向し、ロシアのイルクーツクという街に駐在しています。INK-Zapad社はザパドナ・ヤラクチンスキー鉱区及びボリシェチルスキー鉱区の権益を100%保有するオペレータであり、これら鉱区において石油天然ガスの生産および探鉱評価作業を行っております。

私の業務はINK社の技術者とともに、既発見油ガス田の開発計画の立案および最適化作業を行うことです。具体的には、探鉱評価作業が進んできた油田に対して今後どのような手法で本格生産に進むかを立案したり、すでに生産中の油田に対してどの井戸からどれだけ生産すれば短期および中長期的に生産量を最大化できるかを検討したりします。

INK-Zapad社ビルの前で

INK社およびINK-Zapad社の従業員は、私を除くとロシア人しかおりません。気候も文化も異なる環境でたくさんのチャレンジに恵まれ、刺激的で充実した日々を過ごしています。

やりがい、魅力

当社に限らず、石油天然ガス開発分野の魅力の一つは、スケールが大きくグローバルに活躍できるという点ではないかと思います。国境だけでなく陸と海の境界も超え、世界中で数千億円かけて油ガス田を開発する、私はそんなスケールの大きさに憧れて当社に入社しました。実際、思い描いていた魅力に満ちた業界だと感じています。

加えて当社は伊藤忠商事の100%子会社ということもあり、日々の操業管理だけではなく、新規権益獲得に向けた業務を行うことが多々あります。具体的には、売りに出される油ガス田権益の価値を評価するために、将来的に期待できる油ガスの生産量とコストを計算します。技術的視点から行うプロジェクト価値の評価が、数百億円規模の投資リスクを見極め、チャンスを捉えることに直結します。臨場感と責任感を感じながら様々な国や石油会社などと権益獲得交渉をし、プロジェクトの成功を共に喜ぶことができるのも当社の面白さだと感じています。

駐在中の生活

駐在してからあまり日数は経っていませんが、駐在できてよかったと思えることは、本社とは全く異なる組織で、違うバックグラウンドを持つ技術者たちと一緒に仕事ができることです。私と当地のスタッフとでは、同じ油層エンジニアであるにも関わらず、たびたび課題解決へのアプローチの仕方が異なります。一つの問題に対して様々な方法で問題解決できる能力は、技術者として重要だと考えていますので、異なる組織に出向できるのは絶好の機会だと感じています。

アンガラ川のほとり

生活面についていえば、イルクーツクでの生活で日本と大きく異なるのは気候と言語です。冬にはマイナス30℃を下回ることも多く、雪の結晶に光が反射し街中が光輝いています。私は九州出身であり寒冷地の生活に慣れておらず、氷の世界となった街を歩くことがとても新鮮です。スキーをしたりバーニャと呼ばれるロシア式サウナに行ったりと、当地ならではの楽しみにも少しずつ挑戦しています。

INK-Zapadの同僚たちとバイカル湖にて

バイカル湖の御神渡り

加えてイルクーツクでの生活をより充実したものにするために、ロシア語の習得を試みています。これまでのところ業務は英語で行っていますが、ロシア語しか話さないスタッフも多く、会議等もロシア語で行われます。街の人々も基本的にはロシア語しか話さないということもあり、早期にロシア語のレベルを高めるべく、駐在員をサポートする会社の制度を利用して、週3回レッスンを受けています。

当社の特徴

当社では、若手のころから責任のある仕事が任されます。私の場合は5年目の段階で新規権益獲得のための油層評価を任され、自身でプロジェクトリスクを評価し、交渉のベースとなる技術会議で売り手に向けてプレゼンをするなどの機会を与えてもらいました。上司や先輩からのアドバイスをもらいつつ、責任のある仕事を通して技術力を磨いていけるのは当社の大きな特徴ではないかと思います。

もう一つの当社の特徴は風通しの良さにあります。人数が少ないということもあり、若手であっても何か良いアイデアがあればすぐに上司や先輩に相談できます。実際に第二外国語研修制度や海外駐在の候補地など、若手のアイデアがキャリアパスに反映されたケースもたくさんあり、風通しの良さが各社員の力を引き出し、伸ばすことに繋がっていると感じています。

入社希望者へのメッセージ

石油天然ガス開発業界は事業のスケールが大きく、グローバルな魅力に満ちています。そして当社では大規模投資の成否を決定づける技術評価を日々行っています。

技術力を新規権益獲得に繋げ、世界中のパートナーと共に油ガス田開発を成功させる喜びを感じてみたい方、是非当社で一緒に働いてみませんか。興味がおありの方は是非ご連絡ください。お待ちしています。

2013年新卒採用 日隈 知文 INK-Zapad社出向 2019年2月

スケジュール

AM 8:30 出社、オペレーション状況チェック
INK社の始業時間は8:30。8時過ぎに家を出て会社に向かいます。会社までは徒歩約10分。冬場は日の出が9時くらいになるため、夜明け前の街を歩いて通勤します。8:30からは現場や各チーム間で電話が繋がれ、日々のオペレーション状況が共有されます。すべてロシア語で報告されるため別途レポートなどを参照しながらオペレーション状況を確認します。

AM 9:00 各種スタディ開始
私の担当業務は開発計画の立案や今後の生産計画の最適化です。具体的には、油層シミュレータやExcelを使った分析によって、今後どのようにして油田を開発していくかを検討・立案します。作業は地質技術者や他の油層エンジニアと共同で行いますので、必要に応じて適宜議論しながら作業を進めます。

PM 13:00~14:00 ランチタイム
INK社のランチタイムは日本より一時間遅い13時からです。オフィスの一階には社員食堂があり、ビュッフェ形式で好きな料理を選びます。メニューは基本的にロシア料理。ロシア料理は種類が多く日本の料理と似ているものもあり、馴染みやすくおいしいです。選んだメニューと量にもよりますが、おおよそ300円くらいで食事ができます。

PM 14:00 業務再開
午後からの業務も基本的には午前中と同様です。加えて週に1回程度、適宜作業の進捗を上司に報告したり、決められた期限以内に作業を完了させてチームに報告したりします。チーム報告で指摘された意見を再度自身の作業に反映することで、今後の開発および生産計画が確定されていきます。

PM 15:00 他社との打ち合わせ
同じプロジェクトを共同で行っている会社との打ち合わせのため、外出。お互いの技術評価を比較・議論します。使用しているデータは同じでも評価手法や解釈方法の違いによって最終的な結果が若干異なるのです。これが技術評価の難しさであり、面白さでもあります。時には、議論の結論が出ない場合もありますが、お互い納得いくまで、技術検討を積み重ねていきます。

PM 19:00 業務終了
INK社の従業員は仕事熱心なのに加え、たくさんの油田を少人数のスタッフで評価しているためか、19時を過ぎても残業をしているスタッフが多いです。

通常、駐在中はあまり残業しないケースも多いようですが、私の場合は東京本社のオフィスよりも残業時間は多少長いかもしれません。プロジェクトの進捗と共に常に、変化していく課題にタイムリーに対応する必要がある他、ロシア語での業務に慣れる必要もあり、当地での業務は新たなチャレンジが絶えません。仕事を通して技術者としても大きく成長できるのではないかと期待しています。

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