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インターンシップ

インターンシップ2023年度レポート

下記にその様子をご紹介いたします。

1~2日目

1~2日目紹介

1~2日目ロールプレイ1

1~2日目ロールプレイ2

東京本社にて、インターンシップに参加された学生の皆様に向けて石油開発業界における貯留層工学技術者の仕事内容と、弊社の組織や特徴を紹介しました。

その後、プロジェクト評価に必要となる油ガス田開発手法、油層モデルによる評価作業、経済計算といった基礎知識のおさらいを行った後、新規プロジェクトへの参入を想定したロールプレイ形式の演習を行いました。

演習は2班に分かれて実施し、弊社社員のサポートを受けつつ、各班にて油層モデルによるヒストリーマッチング作業や弊社地質担当社員との議論、弊社社員が扮する売り手からの情報収集を行いました。

3日目午前

3日目午前1

3日目午前2

3日目の午前は演習から一旦離れ、弊社が伊藤忠商事と共同で推進している脱炭素取組の一環であるCarbon dioxide Capture and Storage (CCS)について、基礎知識やCCS評価における貯留層工学の重要性について説明し、伊藤忠商事社員よりCCS事業化へ向けた取組内容と意義を紹介しました。

昼食は伊藤忠商事の若手~中堅の社員とランチを兼ねた座談会を実施し、和やかな雰囲気の中で学生の皆様からの様々な疑問にお答えしました。

4日目

CCS実証試験場

北海道苫小牧市へ移動し、日本で初めて実施された大規模CCS実証試験場を見学しました。CO2の分離・回収から圧入、その後のモニタリングまでの一連の流れについて、実際の施設を見学しつつ理解を深めました。

5日目

演習1

演習2

最終日5日目は、再び新規プロジェクト参入の演習へ戻り、1~2日目の作業や弊社地質担当者や売り手との議論を通じて得られた情報を基に、班ごとに課題の新規プロジェクトに対する入札額を決定しました。 入札額や条件について売り手側の弊社社員が検討を行い、落札する班を決定、発表しました。

演習のまとめとして、各班から入札額決定に至るまでの背景や判断について発表を行い、弊社社員だけでなくインターンシップ参加者同士での議論を行い、限られた時間の中で様々な情報を集めて評価精度を高め、総合的にプロジェクトの価値を評価する面白さを体験して頂きました。

参加された学生の皆様からは、「技術者としての実際の業務全体を体感できる内容で、貯留層工学技術者としての面白さを実感できた」、「やりがいのある演習内容で、社員との議論を通じて社内の雰囲気もよく理解できた」等の感想を頂きました。

一方、「演習のための時間が足りないと感じた」、「演習対象は既に生産開始しているプロジェクトであったが、探鉱段階での参入評価についても体験してみたかった」、「インターンシップの開催案内が遅かった」といったご意見も頂き、今後のインターンシップの参考にさせて頂く所存です。

今回のインターンシップを通して、石油開発業界や弊社について少しでもご理解頂けたなら幸いです。今後も引き続き、立派な技術者を目指して研究や知見習得に励んで頂ければと存じます。

ご参加くださいました学生の皆様、誠にありがとうございました。

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