伊藤忠石油開発(株)(略称CIECO)は、1972年に設立され、伊藤忠商事グループの石油・天然ガスの探鉱・開発・生産分野での最大かつ中核的な事業会社です。
探鉱・開発・生産案件の発掘/選定/評価などの技術査定、参画案件の状況モニタリング、ファイナンス仕組構築、会計税務処理、プロジェクト事業管理、リスク管理などの機能を担い、現在当社が関わる探鉱・開発・生産のプロジェクト事業は、海外の多地域に広がっています。
1972年設立のシーアイエネルギー開発(略称CIECO(CI Energy development Co Ltd)の由来)と、1970年設立のジャパンローサルファーオイルの2社(共に伊藤忠商事の子会社)が1984年に合併して、現CIECOとなりました。
その後、当社グループは世界各地の優良資源開発事業への展開を進めてまいりました。 現在までに、アゼルバイジャン(カスピ海ACG油田)、英領北海、ロシア、イラク、米国、アルジェリア、豪州、及びインドネシアでの開発・生産事業を行って来ました。
また、原油生産事業以外では、カスピ海ACG原油搬送のために、バクー(アゼルバイジャン)からトビリシ(ジョージア)を経由してセイハン(トルコ)に到る1768kmの原油パイプライン事業(BTCパイプライン)に参画しています。
更に伊藤忠商事の環境方針に従い、CCS(二酸化炭素回収・貯留)等の脱炭素プロジェクトにも取り組んでいます。
当社は、「三方よし」の企業理念に基づき、エネルギー資源開発を通じ社会に貢献してまいります。